マトリックスパワータグからホセ・ビセンテ・トリビオと金子大介両選手がやってきた\(^o^)/
大阪河内長野を拠点にJプロツアーを戦う「チームマトリックスパワータグ」から2016Jプロツアーポイントリーダーになり見事ルビーレッドジャージを獲得したホセ・ビセンテ・トリビオ選手と期待の若手有望株金子大介選手がシマノフィッティングを受けるためにベックオンに来てくれました!
金子選手は普段からあまりサイジングを意識していなかったとのことなので、これを機会にポジションを考え直したいとのことでした。
それにしても見よ、このふともも! 競輪選手とも思えるような筋肉!! 金子選手は身長は158cmとかなり小柄。「自分よりも小さなプロ選手を見たことないなあ~」と話してくれましたが、この筋肉があるから体格差のある他の選手と戦えるんでしょうね。
今までフィッティングをしたことがなく、自分の感覚のみでサイジングしてきた金子選手。
今回のフィッティングでハンドルの位置を変更。その他もちょこちょこいじってよりパワーの出しやすいポジションに。これにより空気抵抗は増えるかもしれませんが、トータル的なパワーは上がるはず。来シーズンでの金子選手の活躍に期待しましょう!
一方のルビーレッドジャージのホセ選手は金子選手とは反対のタイプで、ポジションに対してシビアで、深刻な問題を抱えていました。それは、スペインにいたころに比べてスキルが落ちてしまっていると悩んでいるペダリング。ホセ選手のペダリング、お世辞にもプロレベルとはいいがたいレベルでした。なぜだかはっきりとはわからず悩んでいたのですが、今回のフィッティングでちょっと理由が見えてきました。
今すぐに解決、とはいきません。少しずつ時間をかけて直さなければなりませんが、その道筋をつけることができたと思います。
こんな問題をかかえた状態でルビーレッドジャージを獲得したのですから、問題が解決すれば更なる飛躍が期待できます。
金子選手、ホセ選手共に3Dモーションキャプチャーを使ったダイナミックフィッティングを行いました。ハンドルまでの距離は今までより長くなる数字が出ましたが、ふたりともサドルの位置はほとんど変わらない数字が出ました。この辺りはさすがプロ選手!自分の身体の使い方をわかっているからこその数値なんでしょうね!