スポーツEバイク ミヤタ クルーズ
MIYATA CRUISE(ミヤタ クルーズ)
ついにE-Bikeを紹介するときがやってきました。
ベックオンに国内でも有数の歴史を誇るスポーツバイクブランドミヤタのE-クロスバイク「クルーズ」の試乗車がやってきました。(2018/3/2試乗車入りました)
クルーズは走行距離115kmをほこります。シマノのEコンポーネント「STEPS」、ディスクブレーキなどを搭載する次世代を予感させるクロスバイクです。
マットブラックで精悍なデザイン。スポーツに縁が無かった中高年層でもかっこよく乗れそうです。ロゴがホワイトでなく、シルバーなのもこだわりを感じますよね。
クロスバイクになるのでアップライトな姿勢で乗車することになります。スポーツバイクに慣れていない方でも楽に乗ることができます。
計器類、電装部品の操作については、使い勝手は良好。スポーツバイクになれた人なら簡単に操作できます。アシストについては、変速機と別系統のコントロールとなります。
先日、ベックオンスタッフ野村がミヤタクルーズでヒルクライムに挑戦!
これから五月山を登ります。
ペダルを踏み込んでからアシストが作動するため、ややタイムラグを感じます。
上り坂では、2時くらいの位置でアシストを感じるので、加速するのに違和感があります。とはいうものの、すぐに慣れるレベルです。
秀望台までの登り坂は、15%以上の傾斜がある場所もあり、ロードバイクで時速10kmを下回らないように登るのに、私の体格(体重52kg)でも280ワットを維持する必要があります。
今回の試乗では、ノーマルモードのアシストでもシッティングのままで10kmを下回らずに登りきる事ができました。より強力なハイモードもあるので、変速機と組み合わせれば、どんな体力レベルの方でも同じ走り方が可能だと思います。
油圧のディスクブレーキが搭載されていますが、コントロール、制動力共に申し分ありません。
ミヤタクルーズは見た目も含めて、スポーツサイクルの“楽しみ”を意識してデザインされている事がうかがえ、いわゆる電動ママチャリとは一線を画しています。
変速機とアシストを使いこなす喜びや、アシストはされているものの、気持ちよく坂道を走れる事は、これまでスポーツバイクを楽しむ事が困難だった方にもスポーツ・レジャーとしての選択肢が広がります。
最適なシチュエーションとしては、今回のような多少のアップダウンがあるルートでサイクリングをする。
家族(体力の無い女性や年配の方を含む)で同じペースでサイクリングをするような場合でしょうか。
サイクリングを積極的に楽しみたい方に是非ご提案したいバイクでした。