新しいブランドQUICK PRO(クイックプロ)

新しいブランドQUICK PRO(クイックプロ)

一昔前までは「安全面はどうなの?ちょっと怖い??」みたいに思われていた中国メーカーのバイク。
最近では多くの中国のメーカーが切磋琢磨して、欧米に引けを取らない性能と信頼を持つバイクが続々と登場しています。

そんな中国ブランドをベックオン店頭に展示しています。

QUICK PRO(クイックプロ)

Quick Bicycleは2012年に設立された競技用自転車に特化したブランドで、ロードバイク、グラベルバイク、ハードテイルマウンテンバイク、サスペンションマウンテンバイク、タイムトライアル、トライアスロンバイクなどを自社工場と専門の研究開発チームで製造販売しています。

競技やトレーニングで最高のパフォーマンスを発揮できるよう、製品の軽量性、剛性、快適性を重視しているブランドです。

今回ご紹介するのは軽量設計と空力効率を両立した、さまざまなライディングシナリオに適したオールラウンドフレームAR:ONEと平地でのスピードを重視して設計された空気力学重視のフレームで高速パフォーマンスを求めるライダーに最適なER:ONEの2種類のバイクです。

AR:One(エーアールワン) Carbon Road Bike Frameset

¥298,000(ハンドルなし、シートポスト付属)

AR:One は2024 年シーズンで 12 回のプロ優勝を果たした Ferei Quick-Panda Podium Mongolia Team が選んだバイクで、開発当初からレースに勝つという唯一の目的を掲げて設計されました。

 チームレースのほとんどがフライアウェイレースだったため、これ一台ですべてをこなせるようオールラウンドなデザインが採用され、重量が700 グラム未満でありながらアグレッシブな形状と比類のない剛性を誇るフレームが誕生しました。

10,000mを超える登りをこなせるだけでなく、マーティン・ラースの2,000ワットを超えるスプリントにも耐えられるだけの剛性も備えています。

またBSA規格のネジ付きボトムブラケットはチームメカニックの作業を容易にし、シンプルなラウンド型ヘッドチューブは、チームメンバーが必要に応じて一体型ハンドルバーまたはセパレート式ハンドルバーとステムのどちらかを装着できるようにするなど、実用性も重視されています。

 

  • フレーム重量690g(未塗装の何もついていない状態)(塗装と付属品をあわせると780gになります)
  • 高弾性炭素繊維(東レカーボンT1100 + M65)
  • フルモノコック生産
  • BSAボトムブラケット
  • 最大タイヤサイズ: 700Cx32C
    (レースDNAフレーム、軽量、高剛性)
  • UCI承認

ER:ONE(イーアールワン) AERO Road Bike FRAMESET

¥325,600(ハンドルなし、シートポスト付属)

ER:ONEはAR:ONEの姉妹機として開発されました。
純粋に空力性能とスプリント性能に焦点を当てたバイクで、数値流体力学(CFD)解析を活用し、優位性をもたらすバイク設計となっています。


深く彫り込まれたヘッドチューブにより、バイクは空気を切り裂くように走り、幅広のフォークにより、フロントスポークの乱気流からフォークブレードを遠ざけることで、空気の流れの質が向上し、抵抗が軽減されます。


 ARフレームとERフレームでチームは2024 年シーズンに 10 回以上の UCI 優勝を達成しました。

 

  • フレーム 840g±5%、フォーク445g±5%(サイズM、塗装・付属品なし)
    (レースDNAフレーム、軽量、高剛性)
  • 風洞検証済みのCFDモデルで最適化されたエアロ形状
  • 高弾性炭素繊維(東レカーボンT1100 + M65)
  • フルモノコック生産
  • シェル幅68mmのT47ボトムブラケット
  •  最大タイヤサイズ: 700Cx32C
  • UCIコンチネンタルチームからの直接フィードバックに基づいて開発
  • UCI承認

ご紹介したQUICK PROのバイクのジオメトリは欧米ブランド(SPECIALIZED SL8など)と近しく、非常にアグレッシブになっています。
スタックはそれらと比較して約10mm低くなっておりより深い姿勢を取ることが可能となります。このあたりが競技志向の純レーシングマシンだなというところです。

フレームには、通常の20mmオフセットのシートポストが付属していますが、ゼロオフセットのシートポストの購入も可能。

UCIコンチネンタルチームからの直接フィードバックに基づいて開発されていまするのでレースで勝ちたい、競技部でレースを目的にしている方にオススメのバイクです
軽快で硬めのフィーリングなので、ゆったりまったりのロングライドではなく速く機敏なピュアレーシングマシンを考えている方にオススメのバイクです。

 

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