9月21日(日)武庫川の河川敷でベックオン主催のグラベルバイクの試乗会を開催しました。
こんにちは。スタッフつさかです。
ようやく真夏の殺人的な暑さが和らぎ、グラベルを30kmくらい走るにはちょうどいい気温の先週日曜日。今回はそのレポートです。
用意したのは2台。キャノンデールの「Topstone Carbon(トップストーンカーボン)」と、トレックの「Checkmate(チェックメイト)」。それぞれまったく性格が違うのですが、どちらもグラベルを走るために作られたバイクです。
まずはCannondale Topstone。
長時間、荒れた路面を走っても疲れにくいように設計されていて、フレームのリアまわりに“キングピン”という小さなサスペンションがついています。これがあることで、細かな振動をいなしてくれて、しっかりペダルを踏める感じがありました。
タイヤクリアランスも広くて、50cのタイヤが余裕で入るくらい。実際に乗ってみると、ゴツゴツした路面でもバイクが吸収してくれているような感じがして、舗装と未舗装を行き来してもあまりストレスがありません。
またダウンチューブ下に広々とした収納スペースがあるのも、地味に便利。細かい工夫が多いバイクです。
今回はこのストレージにTPUチューブ、電動ポンプ、レンチをいれたポーチを収納しました。見た目以上の収納力!
一方のTREK Checkmate。
もう少しストイックというか、速さ重視のモデルです。
グラベルレース向けにつくられたモデルで、軽さとエアロ性能を両立させていて、見た目も走りもシャープ。持ち上げてみると「え、これロードじゃないの?」と思うくらい軽くて、実際に少し開けた直線で踏んでみると、加速の気持ちよさが印象的。
IsoSpeedという振動吸収の仕組みも入っていて、荒れた路面でもスピードをキープしやすい感じがありました。
コースは武庫川の左岸を往復30km。
起伏はほとんどなくて、初めての方でも気持ちよく走れるルートです。途中、砂利が浮いてるような箇所もありますが、どちらのバイクも不安なく通過できました。
Topstoneでオフロードに入った瞬間、舗装路ではちょっと重く感じていたハンドリングが、逆にすごくちょうどよくなって、狙ったラインをトレースできる安定感がありました。バイクが下から支えてくれる感じがあって、これは一度体験してもらいたいです。
Checkmateのほうは、とにかく加速が鋭い。
軽量なこともあって、ちょっと踏んだだけで前に出てくれる感じがあります。舗装と未舗装のミックスコースでも、とにかく“速さ”を求める人にはこちらがハマると思います。
試乗に来てくれた方の中には「これ、ロードの代わりにも使えるんじゃ?」と話していた方もいました。まさにそんな使い方ができるバイクです。
ベックオンでは月に一度のペースでグラベルライドを開催しています!
今回のように試乗車を用意している日もありますので、バイクをまだ持っていない方でも大丈夫です。ちょっと興味ある、くらいでもOK。まずは気軽にお問い合わせください。
次回は10月11日に開催予定です。
サイクリングの秋、グラベルライドでまたお会いしましょう。